アイスホッケーは「氷上の格闘技」とも呼ばれ、そのスピード感と迫力に圧倒される非常にエキサイティングなスポーツです。しかし、観戦初心者の方が最も驚くのが「会場の寒さ」ではないでしょうか。スケートリンクを維持するために、アリーナ内は常に低い温度に保たれており、しっかりと準備をしていかないと、寒さで試合に集中できないこともあります。
せっかくの熱い試合を楽しむためにも、事前の準備が欠かせません。この記事では、アイスホッケー観戦で失敗しないための服装の基本から、持っていくと便利な防寒グッズ、さらに冷えを防ぐためのちょっとしたコツまで詳しくご紹介します。これを読めば、真冬のアリーナでも最後まで快適に、全力でチームを応援できるようになりますよ。ぜひ参考にしてください。
アイスホッケー観戦はなぜ寒い?知っておきたい服装の基本と対策

アイスホッケーが行われるスケートリンクの室温は、一般的に6度から10度前後に保たれています。これは冷蔵庫の中に長時間座っているのと同じような環境です。氷の状態を維持するために、客席の足元からも冷気が上がってくるため、屋外で過ごすときとは異なる対策が必要になります。
アリーナの気温と体感温度の違いを知る
スケートリンクがあるアリーナは、試合をスムーズに進めるために氷が溶けない温度設定になっています。観客席も同様に冷えており、特にリンクに近い「氷かぶり」と呼ばれる席では、さらに体感温度が下がります。氷からの冷気は足元を伝って体温を奪うため、実際の室温よりも寒く感じることが多いのが特徴です。
また、アイスホッケーの試合は休憩を含めると2時間から3時間ほどかかります。じっと座って観戦していると、運動している選手とは対照的に、観客の体はどんどん冷えていきます。最初は「これくらいなら大丈夫」と思っていても、第2ピリオド、第3ピリオドと進むにつれて寒さが厳しくなるため、少し過剰かなと思うくらいの防寒がちょうど良いのです。
さらに、観客の入り具合によっても体感温度は変わります。満員の会場では熱気がありますが、空いている試合では空気が循環しやすく、より冷え込みを感じやすくなります。どのような状況でも対応できるように、着脱しやすい服装を選ぶことが、快適な観戦を実現するための第一歩といえるでしょう。
三層構造の「レイヤリング」で熱を逃がさない
アイスホッケー観戦における服装の鉄則は、登山などでも使われる「レイヤリング(重ね着)」です。レイヤリングは、ベースレイヤー(下着)、ミドルレイヤー(中間着)、アウターレイヤー(上着)の3つに分けて考えることで、効率的に体温を保つことができます。これにより、外の移動時と室内の観戦時で温度調節が可能になります。
まずベースレイヤーには、吸湿発熱素材のインナーを選びましょう。汗をかいても冷えにくい素材が理想です。次にミドルレイヤーとして、フリースやセーター、インナーダウンなどを重ねます。これらは空気の層を作り出し、体温を逃がさない役割を果たします。最後に、外気や冷気を遮断するためのしっかりとしたアウターを羽織れば完璧です。
厚手のコートを一枚着るよりも、薄手のものを数枚重ねる方が保温性は高まります。また、アリーナの売店やロビーは暖房が効いていることもあるため、暑いと感じたときにサッと脱げるスタイルが便利です。重ね着を工夫することで、冷え込みが厳しい時間帯でも、凍えることなくプレーに集中することができるようになります。
座席の位置による寒さ対策の使い分け
アイスホッケーの座席には、リンクのすぐそばの最前列から、全体を見渡せる上層階までさまざまな種類があります。座る場所によって冷気の伝わり方が異なるため、席に合わせた対策を練ることが重要です。特にアクリル板越しに選手が見えるような前方の席は、氷からの距離が近いため、足元への対策を一段と強化する必要があります。
一方で、アリーナの上方に位置する席は、暖かい空気が上に溜まる性質があるため、前方よりは少しだけ寒さが和らぐ傾向にあります。しかし、それでも通常の室内競技に比べれば十分に寒いため、油断は禁物です。どの席であっても、基本的には「冬の屋外で長時間じっとしている」ことを想定した服装選びを心がけましょう。
また、プラスチック製の椅子は非常に冷たくなりやすく、お尻から体温が奪われる原因になります。高級なアリーナではクッション付きの椅子もありますが、多くの会場では硬い素材の椅子が一般的です。座席位置に関わらず、後述するポータブルクッションや厚手のひざ掛けを用意しておくと、座席による環境の差をカバーすることができます。
アイスホッケー観戦の基本スタイルは「冬のキャンプ」や「冬の釣り」に行くようなイメージを持つと失敗が少なくなります。おしゃれを楽しみつつも、機能性を重視したアイテム選びが大切です。
上半身を冷えから守る!効果的なインナーとアウターの選び方

アイスホッケー観戦で最も寒さを感じやすいのは、面積の広い背中や肩まわりです。上半身を適切に保護することで、全身の血流が良くなり、指先などの末端の冷えも抑えることができます。ここでは、上半身を効率よく温めるための具体的なアイテム選びについて見ていきましょう。
高機能インナーは「発熱」と「保温」を重視
まず肌に直接触れるインナーですが、最近ではコンビニやアパレルショップで手軽に買える発熱インナーが非常に優秀です。ただし、選ぶ際には「極暖」や「超極暖」といった、より保温力の高い厚手のタイプを選ぶことをおすすめします。通常の薄手タイプでは、リンクの冷気を防ぎきるのが難しい場合があるからです。
また、インナーを2枚重ねるという技も有効です。例えば、薄手の吸汗速乾インナーの上に、厚手の発熱インナーを重ねると、汗冷えを防ぎつつしっかりと保温できます。アイスホッケーの会場は、興奮して応援していると意外に汗をかくこともあるため、水分の処理と保温のバランスを考えるのが上級者のテクニックです。
さらに、お腹や腰を冷やさないように、長めの丈のものを選んだり、腹巻きを併用したりするのも効果的です。内臓が集まる体幹部を温めることで、全身の代謝が上がり、寒さに対する耐性が強くなります。インナーは目立たない部分ですが、観戦の快適さを左右する最も重要な要素の一つといえるでしょう。
ミドルレイヤーには軽量なダウンやフリースを
インナーの上に重ねるミドルレイヤーには、空気をたくさん含んでくれる素材が最適です。特におすすめなのが、ウルトラライトダウンのような薄手のダウンジャケットや、厚手のフリース素材のトップスです。これらは非常に軽量で、長時間着用していても肩が凝りにくいというメリットがあります。
フリース素材は通気性が良いため、アウターの中に熱がこもりすぎるのを防ぎつつ、適度な暖かさをキープしてくれます。一方、インナーダウンは風を通しにくいため、アウターの隙間から入り込む冷気をシャットアウトするのに役立ちます。その日の気温やアリーナの設備に合わせて、これらを使い分けるのが賢い方法です。
また、パーカーなどを選ぶ場合は、裏起毛のものを選ぶと安心感が増します。首元までファスナーがあるタイプなら、状況に応じて首周りの温度調節も簡単です。ミドルレイヤーは、単体でも着用できるようなデザインのものを選んでおくと、移動中や試合後の食事の際にも重宝するので便利ですよ。
アウターは防風性と丈の長さをチェック
一番外側に着るアウターは、アリーナの冷たい空気をブロックする最後の砦です。ウールコートよりも、ポリエステルやナイロン素材のダウンコート、あるいはベンチコートのような防風性の高い素材が向いています。ウールは見た目が素敵ですが、隙間から冷気が入り込みやすく、重さもあるため長時間の観戦には不向きな面があります。
アウターを選ぶ際のポイントは、腰回りをすっぽりと覆う「丈の長さ」です。ショート丈のジャケットだと、座ったときに背中が出てしまったり、腰元から冷気が入ったりします。ロング丈のダウンコートであれば、お尻までカバーしてくれるため、椅子からの冷えも和らげることができます。まさに「着る毛布」のような感覚でいられるアウターが理想的です。
もし、手持ちのアウターが薄手の場合は、上から羽織れる大きめのストールやポンチョを重ねるのも一つの手です。また、最近では電熱ベスト(ヒーターベスト)をアウターの下に忍ばせる人も増えています。モバイルバッテリーで発熱するこのアイテムを使えば、どんなに寒いリンクでも春のような暖かさを保つことができます。
足元の冷えは天敵!下半身と靴の徹底ガード術

「頭寒足熱」という言葉がある通り、足元を温めることは寒さ対策において非常に重要です。特にアイスホッケーリンクでは、冷たい空気は下に溜まるため、足元の冷えが全身に伝わりやすくなります。ここでは、下半身と靴周りの対策について詳しく解説します。
タイツとパンツの重ね履きで隙を作らない
下半身の対策として、まず欠かせないのが厚手のタイツやレギンスです。男性も女性も、ズボンの下に一枚防寒用のインナーを履くだけで、体感温度は劇的に変わります。裏起毛タイプや、アウトドアブランドが展開している登山用の厚手タイツは、非常に高い保温力を誇るのでおすすめです。
その上に履くパンツは、デニムよりも綿パンや、裏地がフリースになっている暖パンなどが適しています。デニム生地は一度冷えると温まりにくく、肌に張り付くような冷たさを感じることがあるため、冬の観戦にはあまり向きません。ゆとりのあるシルエットのパンツを選べば、中に厚手のタイツを履いても動きやすく、空気の層も作りやすくなります。
スカートで観戦したい場合は、厚手のタイツに加えて、さらにオーバーパンツ(短パン型の防寒着)を重ねたり、ロング丈のスカートを選んだりして、肌の露出を一切なくすようにしましょう。下半身は一度冷え始めると温め直すのが難しいため、最初から過剰なほど着込んでおくのが正解です。
靴下は素材と厚みにこだわる
足元の防寒において、靴下選びは勝敗を分ける重要なポイントです。おすすめは、ウール素材が含まれた厚手のソックスです。ウールは保温性が高いだけでなく、吸湿性にも優れているため、靴の中で足が蒸れて冷えるのを防いでくれます。スキー用や登山用のソックスは、まさにこの目的にぴったりです。
靴下を2枚重ねにするのも有効ですが、注意点があります。あまりにきつい靴下を重ねて足を締め付けてしまうと、血行が悪くなり、逆に足先が冷えてしまうことがあります。2枚重ねる場合は、1枚目は薄手のシルクや綿のもの、2枚目は少しゆとりのある厚手のものにするなど、締め付けすぎない工夫をしてください。
また、後ほど詳しく紹介しますが、靴下の上から貼るタイプのカイロを併用するのも強力な対策になります。特に指先は最も冷えやすい部分なので、専用の「つま先用カイロ」を使用することで、試合終了まで感覚を失わずに応援し続けることができます。
底冷えを防ぐ靴の選び方
意外と盲点なのが、靴のソールの厚さです。地面(床)からの冷気を直接受けるため、底が薄いスニーカーやパンプスは禁物です。理想的なのは、ソールの厚いムートンブーツや、中綿入りのスノーブーツです。これらは靴自体に保温力があり、床からの距離も確保できるため、驚くほど足元が快適になります。
もし普通のスニーカーで行く場合は、インソール(中敷き)を工夫してみましょう。羊毛を使ったモコモコの中敷きや、アルミ蒸着された断熱タイプの中敷きを1枚入れるだけで、底冷えを大幅にカットできます。これらは100円ショップなどでも手に入るため、手軽に試せる対策として非常に優秀です。
さらに、防水機能がある靴を選んでおくと安心です。リンク周辺は氷が溶けて水が浮いている箇所があったり、雪の日に会場へ向かうこともあったりします。足元が濡れてしまうと防寒対策は台なしになってしまうため、水に強く、かつ暖かい靴を選ぶことが、アイスホッケー観戦を楽しむための隠れたポイントといえます。
| アイテム | おすすめの素材・特徴 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| タイツ | 裏起毛・110デニール以上 | 下半身全体の保温 |
| 靴下 | ウール混・登山用 | 指先の冷え防止・吸湿 |
| 靴 | スノーブーツ・厚底 | 床からの底冷え遮断 |
| 中敷き | アルミ製・ボア素材 | 靴内部の温度維持 |
持っていけば救われる!観戦を快適にする便利アイテム

服装を完璧に整えたら、次は小物の出番です。どれだけ厚着をしていても、長時間座っていると限界が来ることがあります。そんなときに役立つ、アイスホッケー観戦に欠かせない「お助けアイテム」をご紹介します。これらがあるだけで、観戦の満足度がグッと上がりますよ。
使い捨てカイロの「貼る位置」が鍵
防寒対策の定番である使い捨てカイロですが、ただ持っているだけではもったいないです。効率よく体を温めるためには、貼る位置が重要になります。最もおすすめなのは「腰」と「肩甲骨の間」です。腰には大きな血管が通っているため、ここを温めると全身に温かい血が巡りやすくなります。
また、首の付け根(大椎というツボがあるあたり)に小さめのカイロを貼るのも、風邪予防と冷え対策に効果的です。下半身が冷えやすい人は、太ももやふくらはぎの内側に貼るのも良いでしょう。ただし、肌に直接貼ると低温火傷の恐れがあるため、必ず肌着の上から貼るようにしてください。
最近では、足の裏に貼るタイプや、靴の中に入れるインソール型のカイロも人気です。アイスホッケーリンクの床は本当に冷たいため、これらは必須アイテムといっても過言ではありません。予備のカイロもいくつか持っておくと、一緒に行った友人が凍えているときにサッと渡せて喜ばれますよ。
ポータブルクッションでお尻の底冷えをカット
アイスホッケー観戦において、あるとないとでは雲泥の差が出るのが「ポータブルクッション」です。会場の椅子の多くはプラスチックや金属でできており、座っているだけでお尻から体温が吸い取られてしまいます。この冷えが腰痛の原因になることもあるため、断熱性のあるクッションを敷くことは非常に大切です。
アウトドアショップや100円ショップで売られている、折りたたみ式のアルミマットクッションが軽くて持ち運びにも便利です。また、少し荷物になりますが、厚手のウレタンクッションを持参すれば、座り心地も良くなり長時間の試合でもお尻が痛くなりません。
もしクッションを忘れてしまった場合は、持ってきた厚手のストールや予備の上着を畳んで敷くことでも代用できます。とにかく「冷たい椅子に直接触れない」ことが、体温維持の重要なポイントです。一度クッションの快適さを知ってしまうと、もうクッションなしでの観戦には戻れなくなるはずです。
ひざ掛けやブランケットは必須装備
どれだけ厚手のズボンを履いていても、足元に漂う冷気は防ぎきれません。そこで大活躍するのがブランケット(ひざ掛け)です。腰から下をぐるっと巻くようにして使うことで、冷気をシャットアウトし、自分の体温で足元を温めることができます。風を通しにくいフリース素材や、裏地がボアになっているものが特におすすめです。
また、ブランケットは1人1枚持つのが基本ですが、大きめのサイズを2人で共有して使うのも微笑ましい光景です。ボタンが付いていて、腰に巻いたり肩から羽織ったりできる「2WAY・3WAY」タイプのものなら、状況に合わせて形を変えられるので非常に重宝します。
意外な活用法として、ブランケットを2枚用意し、1枚は腰に巻き、もう1枚は足元に敷いて足を包み込むように使う「足袋スタイル」があります。これにより、床からの冷気と空間の冷気の両方をブロックできるため、最強の防寒になります。荷物に余裕があれば、ぜひ2枚持ちを検討してみてください。
お湯を入れた「湯たんぽ」を持参する熱心なファンもいます。最近は充電式の電気カイロや湯たんぽもあり、これらは繰り返し使えるためエコで経済的です。
頭、首、手首を隠して「3つの首」を温める

太い血管が肌の表面近くを通っている「首」「手首」「足首」は、冷えを感じやすい急所です。ここが開いていると、せっかく蓄えた熱がどんどん逃げてしまいます。逆にここをしっかりとガードすれば、薄着でも驚くほど暖かく過ごせます。小物をうまく使って、隙間のない防寒を目指しましょう。
ネックウォーマーやマフラーで喉も保護
首元を温めるには、マフラーやネックウォーマーが最適です。アイスホッケー観戦では、動き回ることが少ないため、ほどけにくいネックウォーマーが特におすすめです。顔の半分まで覆えるタイプなら、冷たい空気で鼻や耳が痛くなるのを防ぐこともできます。
マフラーを使う場合は、できるだけ厚手で隙間ができないように巻くのがコツです。首元を温めると、脳に送られる血液が温まるため、全身がポカポカしてくるのを実感できるはずです。また、喉を保湿・保温することになるため、乾燥しやすいアリーナ内での風邪対策としても非常に有効な手段といえます。
室内なので帽子は不要と思われがちですが、ニット帽も非常に効果的な防寒具です。人間の体温は頭部から多く放出されると言われているため、耳まで隠れるニット帽を被るだけで、体感温度が数度変わります。チームカラーの帽子を被れば、応援の気持ちも高まって一石二鳥です。
手袋をしたまま応援できる工夫を
拍手をしたり、応援グッズを振ったりするアイスホッケー観戦では、手元も冷えやすくなります。しかし、ずっと手袋をしているとスマートフォンの操作や飲食がしにくいという悩みもあります。そこでおすすめなのが、指先が出るタイプの指なし手袋(ハンドウォーマー)や、スマホ対応の手袋です。
指先が開いているタイプなら、プログラムをめくったり、写真を撮ったりする際もストレスがありません。指先が冷える場合は、手の甲側にカイロを貼れるポケットが付いた特殊な手袋もあります。手首をしっかりと覆う長めのデザインのものを選べば、袖口からの冷気の侵入も防いでくれます。
また、拍手をするときに手袋をしていると音が響きにくいというデメリットがありますが、そんなときは応援グッズの「スティックバルーン」や「ハリセン」を活用しましょう。これらを使えば、手袋をしたままでも大きな音で選手にエールを送ることができます。機能性と応援のしやすさを両立させるのがポイントです。
温かい飲み物で体の中から温まる
外からの防寒だけでなく、中からの防寒も忘れずに行いましょう。アリーナ内の売店で温かいコーヒーやココア、スープなどを購入して飲むのは、観戦の大きな楽しみの一つです。温かい飲み物が胃に入ることで、内臓が温まり、末端まで血流が促進されます。
ただし、アリーナで購入した飲み物は冷めやすいという難点があります。そこで活用したいのが、保温機能のあるマイボトル(魔法瓶)です。自宅から熱いお茶や白湯を持っていくことで、いつでも好きなときに熱々の状態で飲むことができます。特にインターバル(休憩時間)に飲む温かい一杯は、冷えた体に染み渡ります。
一つ注意したいのは、カフェインの摂りすぎです。コーヒーや緑茶には利尿作用があるため、トイレが近くなる原因になります。アイスホッケーの試合は休憩時間が限られており、トイレが混雑することもあるため、カフェインレスの飲み物や白湯を選ぶのが、ベテラン観戦者のちょっとした知恵です。
応援に熱中するあまり水分補給を忘れてしまうことがありますが、乾燥したアリーナでは喉を潤すことも大切です。適度な水分と温度調整を心がけましょう。
アイスホッケー観戦の寒い服装対策まとめ
アイスホッケー観戦を心ゆくまで楽しむためには、万全な「寒さ対策」が欠かせません。アリーナ内は冷蔵庫のような気温であり、特に足元からの冷えは想像以上に強力です。しかし、適切な準備をしていけば、その寒ささえもウィンタースポーツならではの醍醐味として楽しむことができます。
まず服装の基本は、吸湿発熱インナー、フリースやインナーダウン、そして防風性の高いロング丈のアウターを重ねる「レイヤリング」です。これにより、体温を逃がさず、状況に合わせて温度調節ができるようになります。そして、デニムを避けて厚手のタイツや暖パンを選び、下半身のガードを固めることが底冷えを防ぐ近道です。
さらに、ポータブルクッション、ひざ掛け、使い捨てカイロといった三種の神器を忘れずに持参しましょう。特にクッションは、硬くて冷たい椅子から身を守るための必須アイテムです。首元や手首などの「3つの首」を小物で覆い、温かい飲み物で体の中から熱を補給すれば、準備は完璧です。
アイスホッケーは、一度その魅力に取り憑かれると、寒さを忘れるほどの興奮が待っています。今回ご紹介した対策を実践して、寒さに震えることなく、氷上の熱いバトルを全力で応援してください。快適な観戦環境を自分で作り上げることが、最高の試合体験への第一歩となるはずです。


