プロ野球のビジター席でホーム側の応援グッズを使う判断基準|席種ごとのマナーを知れば安心して観戦できる!

プロ野球のビジター席でホーム側の応援グッズを使う判断基準|席種ごとのマナーを知れば安心して観戦できる!
プロ野球のビジター席でホーム側の応援グッズを使う判断基準|席種ごとのマナーを知れば安心して観戦できる!
12球団・プロ野球(NPB)観戦ガイド

プロ野球のビジター席でホーム側の応援グッズを身に着けてもよいのか、ホームチームのタオルやユニフォームを持ち込んでもよいのかは、初めて球場に行く人ほど迷いやすいポイントです。

結論から言うと、ビジター専用席やビジター応援エリアでは、原則として当日のビジターチーム以外の応援行為、服装の着用、応援グッズの使用は避けるべきです。

一方で、内野席やバックネット裏のように両チームのファンが混在する席では、球場ごとのルールと周囲への配慮を守れば観戦できるケースもあります。

大切なのは、単に一塁側か三塁側かで判断するのではなく、チケットに書かれた席種名、公式サイトの応援エリア表記、当日の掲示や係員の案内を確認し、自分の応援が周囲の観戦体験を妨げないかを考えることです。

プロ野球のビジター席でホーム側の応援グッズを使う判断基準

ビジター席でホーム側の応援グッズを使えるかどうかは、応援したい気持ちだけで決めるものではありません。

プロ野球の球場には、熱心に声を出して応援するための専用エリアと、比較的落ち着いて試合を見る混在エリアがあり、同じ球場内でも求められるマナーが変わります。

特に外野のビジター専用席は、遠征してきたビジターファンがまとまって応援するための場所なので、ホーム側のユニフォームやタオルを出すと、ルール違反だけでなくトラブルの原因にもなります。

ビジター専用席では避ける

ビジター専用席では、ホーム側の応援グッズを使わないのが基本です。

このエリアは、当日のビジターチームを応援する人が安心して声を出し、応援歌や手拍子を合わせやすいように設けられているため、ホーム側のユニフォーム、タオル、メガホン、フラッグなどを使うと席の趣旨と合わなくなります。

公式ルールでも、ビジター応援エリアではホームチームや他の球団の応援、服装の着用、応援グッズの使用を禁じる案内が多く、阪神甲子園球場、東京ドーム、エスコンフィールド北海道、京セラドーム大阪などでも同じ考え方が見られます。

たとえ声を出さずに座っているだけでも、ホーム側のユニフォームを着ているだけで周囲から応援意思があると受け取られやすいため、入場前に脱ぐ、上着で隠す、別の席へ変更するなどの対応が安全です。

友人に誘われてチケットを取った場合でも、席名にビジター、ビジター応援、ビジター専用、外野ビジターといった言葉があるなら、ホーム側グッズは観戦中に出さない前提で準備しましょう。

ホーム専用席でも逆向きは不可

ビジター席でホーム側グッズが問題になるのと同じように、ホーム応援専用席でビジター側グッズを使うことも避ける必要があります。

球場によっては、ホーム外野席、ライト外野応援席、ホーム応援エリア、球団名入りの応援専用席などが設定されており、その席ではホームチーム以外の応援や他球団グッズの着用を禁止していることがあります。

この考え方を理解しておくと、ビジター席だけが特別に厳しいのではなく、応援専用席そのものが特定チームを応援するための区画だとわかります。

つまり、プロ野球観戦のマナーはホームかビジターかで一方的に優劣をつけるものではなく、その席を買った人たちがどのチームを応援するために集まっているかを尊重する仕組みです。

応援専用席では、自分の好きなチームのグッズを自由に出す場所というより、席の目的に合わせて応援する場所だと考えると判断しやすくなります。

内野席は席種名を確かめる

内野席では、外野応援席ほど明確に一方のチームだけに限定されない席が多いものの、席種名によっては応援グッズの制限があります。

たとえば、一塁側や三塁側という位置だけでは判断できず、同じ内野でもホーム応援専用、ビジター応援、球団名入りの専用席、企画席などに分かれていることがあります。

確認する表記 考え方
ビジター専用 ホーム側グッズは出さない
ホーム応援 ビジター側グッズは出さない
内野指定 公式ルールを確認する
バックネット裏 静かな観戦を優先する
企画席 販売ページの注意書きを読む

特に遠征先では、ふだん見慣れた球場と座席配置が違うため、チケット購入時の座席図、販売ページの注意事項、球団公式サイトの観戦ルールを合わせて確認することが大切です。

内野席で両チームのファンが混在していても、立ち上がってタオルを大きく掲げる、相手ファンの近くで過度に挑発的な声を出す、通路側に出て応援するなどの行為は控えましょう。

配布物は使い方を分ける

球場では来場者プレゼントとしてユニフォーム、タオル、うちわ、フラッグなどが配られることがあり、ビジター席に座る人がホーム側の配布物を受け取る場面もあります。

多くの場合、配布物を手荷物として持っているだけなら問題になりにくいものの、ビジター専用席でそれを着用したり、掲げたり、応援に使ったりすることは避けるべきです。

公式案内でも、配布物の持ち込みは可能でも、応援行為としての使用や着用は不可とするケースがあり、持っていることと使うことは分けて考える必要があります。

  • 袋に入れたまま保管する
  • 座席では着用しない
  • 写真撮影は周囲を見て行う
  • 応援中に掲げない
  • 帰宅後に開封する

ビジター席でホーム側の配布物を受け取った場合は、記念品として持ち帰るものと考え、試合中はバッグにしまっておくと周囲に誤解を与えにくくなります。

特に満員の外野席では、配布物を広げるだけでも視界を遮ったり、周囲の応援の一体感を乱したりするため、記念撮影をしたい場合もコンコースや試合後の空いた時間を選ぶのが無難です。

ユニフォームは脱げる準備をする

プロ野球観戦で最も目立ちやすい応援グッズは、やはりユニフォームです。

タオルやメガホンはバッグにしまえますが、ユニフォームは着ているだけで応援チームがわかるため、席を間違えたときや急に係員から案内されたときに対応しにくくなります。

ビジター席に入る可能性があるなら、ホーム側ユニフォームを最初から着ていくのではなく、球場の外やコンコースで席を確認してから判断できるようにしておくと安心です。

上着を一枚持っていれば、移動中や入場時にグッズを隠しやすく、寒暖差対策にもなるため、遠征観戦では実用面でも役立ちます。

友人や家族と別々のチームを応援する場合は、全員が同じエリアで好きなユニフォームを着られるとは限らないため、チケット購入前に誰がどのチームを応援するのかを確認しておきましょう。

写真撮影でも周囲に配慮する

ホーム側グッズを応援に使わない場合でも、ビジター席で写真撮影のために一瞬だけ広げる行為には注意が必要です。

撮影する本人は記念のつもりでも、周囲から見るとホームチームの応援をしているように見えたり、相手ファンを刺激する行為に見えたりすることがあります。

特に得点直後、選手登場時、試合終盤の緊迫した場面では感情が高まりやすいため、普段なら気にされない行動でもトラブルにつながりやすくなります。

写真を撮りたい場合は、自席でグッズを大きく広げるのではなく、球場外のフォトスポット、コンコース、グッズショップ前、試合後の人が減った場所などを選ぶと安全です。

SNSに投稿する目的であっても、周囲の観客の顔や席番号が写らないようにすることも大切で、応援マナーはグッズの種類だけでなく撮影や発信の仕方にも関わります。

迷ったら係員に確認する

応援グッズの可否で迷ったときは、周囲の雰囲気だけで判断せず、球場係員に確認するのが最も確実です。

プロ野球の観戦ルールは球団、球場、席種、イベント日、ポストシーズン、交流戦、地方開催によって変わることがあり、前年の経験や他球場の常識がそのまま通用しない場合があります。

係員に確認するときは、ただ使えますかと聞くよりも、チケットの席種名を見せたうえで、この席でこのユニフォームやタオルを出してよいかと具体的に聞くと案内が受けやすくなります。

もし使用不可と言われた場合は、反論したり周囲の人を指して不公平だと主張したりせず、すぐにしまう、脱ぐ、移動可能な場所を確認するなど落ち着いて対応しましょう。

観戦マナーの目的はファンを排除することではなく、同じ空間にいる人が安全に試合を楽しめるようにすることなので、迷った時点で確認する姿勢そのものが大切なマナーになります。

席種別に変わる応援グッズの考え方

プロ野球の席選びでは、ホーム側かビジター側かという位置だけでなく、応援席なのか観戦席なのかを見分けることが重要です。

外野席は応援の熱量が高く、内野席は試合を見ることを重視する人が多い傾向がありますが、球場ごとにルールが異なるため、一般論だけで決めるのは危険です。

ここでは、ビジター席でホーム側グッズをどう扱うべきかを、外野応援席、内野指定席、バックネット裏や企画席に分けて整理します。

外野応援席は最も慎重に見る

外野応援席は、応援団のリード、応援歌、手拍子、タオル回し、立ち上がり応援などが集中しやすいエリアです。

そのため、ビジター外野応援席にホーム側グッズを持ち込んで使うと、周囲の観客にとっては応援エリアの目的を壊す行動に見えやすくなります。

席の種類 ホーム側グッズの扱い
ビジター外野応援席 使わない
ホーム外野応援席 ホーム側なら使用可が多い
外野指定席 席名を確認する
レフト外野の一部 球場により分割あり

特に外野席は、同じレフト側でも一部がホーム応援エリアになり、別の一部がビジター応援エリアになるなど細かく分かれることがあります。

座席図だけを見ると近い場所に見えても、応援できるチームが違うことがあるため、購入ページの注意書きを最後まで確認することが大切です。

内野指定席は混在を前提にする

内野指定席は、外野応援席よりも両チームのファンが混在しやすく、家族連れ、会社帰りの観客、野球初心者、静かに試合を見たい人も多く座ります。

ホーム側の応援グッズを身に着けること自体が直ちに問題にならない席もありますが、立ち上がって大声で応援したり、タオルを広げたり、周囲の視界を遮ったりする行為は控えるべきです。

内野席で迷いやすいのは、位置としてはビジター側に近いのに席種名がホーム応援専用になっている場合や、逆に一塁側でもビジターファンが多く座る球場がある場合です。

  • 席種名を先に見る
  • 応援専用の表示を探す
  • 立ち応援の可否を確認する
  • 周囲の着用状況を観察する
  • 大きなグッズは控える

内野指定席では、グッズを見せることよりも試合を快適に見ることを優先し、相手ファンが隣にいても自然に過ごせる範囲の応援にとどめるのが無難です。

ホーム側グッズを着て内野のビジター寄りに座る場合も、得点時に周囲へ向けて過度に喜びを示すのではなく、自席の範囲で拍手する程度に抑えると安心です。

企画席は注意書きが優先される

プロ野球では、通常の内野席や外野席とは別に、イベント付きの企画席、グループ席、テラス席、ボックス席、スポンサー名の付いた席などが販売されます。

これらの席は観戦スタイルが通常席と違う場合があり、応援グッズの使用可否も座席位置だけでは判断できません。

たとえば、グループ席では周囲との距離があるため比較的ゆったり観戦できることもありますが、近くが応援専用エリアであれば相手チームグッズの扱いに注意が必要です。

また、イベント日には来場者プレゼントや特別ユニフォーム配布があり、通常時よりもホームファン色が強い雰囲気になることもあります。

企画席を選ぶときは、座席の快適さや価格だけでなく、販売ページに書かれた応援ルール、グッズ着用の可否、立ち上がり応援の扱い、子ども連れ向けの注意事項まで読むようにしましょう。

応援グッズごとに違うマナーの境界線

ホーム側の応援グッズといっても、ユニフォーム、タオル、帽子、メガホン、フラッグ、ボード、ぬいぐるみなど種類はさまざまです。

同じグッズでも、身に着けるだけなのか、掲げるのか、叩くのか、振るのかによって周囲への影響は変わります。

ビジター席での判断では、グッズそのものよりも、そのグッズが応援行為として見えるか、周囲の視界や音環境を妨げないかを基準にするとわかりやすくなります。

ユニフォームは意思表示になる

ユニフォームは、プロ野球観戦において最もわかりやすいファンの意思表示です。

そのため、ビジター席でホーム側ユニフォームを着ると、本人が静かに観戦するつもりでも、周囲からはホームチームを応援するためにその席へ来たように見えてしまいます。

状態 周囲からの見え方
着用している 応援意思が強い
肩に掛けている 着用に近い印象
バッグに入れている 応援行為ではない
写真だけ撮る 場面により誤解される

特にビジター専用席では、着用だけで使用とみなされることが多いため、ホーム側ユニフォームはバッグにしまっておくのが安全です。

どうしても着たい場合は、ビジター専用席ではなく、両チームのファンが比較的混在しやすい内野席やバックネット裏などを検討しましょう。

ただし、混在席であっても近くに相手ファンがいることは普通なので、ユニフォームを着ているからといって周囲を煽るような態度を取らないことが前提になります。

タオルは掲げ方で印象が変わる

タオルは持ち運びやすく、選手名や球団ロゴが大きく入っているため、多くのファンが使う定番グッズです。

しかし、ビジター席でホーム側タオルを掲げると、たとえ短時間でもホーム応援として目立ちやすく、後ろの人の視界を遮る可能性もあります。

タオルを首に掛ける、膝の上に置く、汗拭きとして使うといった行為も、応援専用席ではグッズの着用や使用と受け取られる場合があるため注意が必要です。

  • ビジター席では出さない
  • 掲げない
  • 回さない
  • 首に掛けない
  • 写真は場所を選ぶ

ホーム側タオルを記念として持っている場合は、試合中はバッグの中に入れ、球場外や帰宅後に写真を撮るほうがトラブルを避けやすくなります。

応援席以外で使う場合も、タオルを頭上に掲げ続けたり、隣席にはみ出したりしないようにし、自分の座席の範囲に収めることを意識しましょう。

音の出るグッズは慎重に扱う

メガホン、応援バット、拍子木のように音の出るグッズは、ユニフォームやタオルよりも周囲への影響が大きくなります。

ビジター席でホーム側の音出しグッズを使うことは、応援対象が違うだけでなく、周囲の応援リズムを乱す行為にもなりやすいため避けるべきです。

球場によっては、音の出る応援、鳴り物、トランペット、太鼓、笛、拡声器、指笛、大型フラッグなどに細かな制限があり、一般観客が使えるものと応援団だけが使えるものが分かれていることもあります。

また、音の出るグッズは応援席以外でも近くの観客に響きやすく、子ども、年配の人、静かに観戦したい人に負担をかける場合があります。

ホーム側グッズかどうかに関係なく、音量、タイミング、使用できる席、周囲との距離を考え、ルールがわからない場合は使わない判断をすることが大切です。

購入前に確認したい公式ルール

ビジター席でホーム側応援グッズを使えるか迷う人の多くは、すでにチケットを買った後で不安になっています。

もちろん当日でも係員に確認すれば対応できますが、最も安心なのは購入前に公式情報を見て、自分の応援スタイルに合う席を選ぶことです。

ここでは、チケット購入前に確認すべき公式ルールの見方と、見落としやすい注意書き、同行者がいる場合の考え方を整理します。

チケット名を最後まで読む

チケット購入時は、価格や見やすさだけで席を選ばず、席種名を最後まで読むことが大切です。

ビジター、ホーム応援、応援専用、外野応援、球団名入りの専用席といった言葉が入っている場合、その席では特定チームの応援を前提としたルールが設定されている可能性が高くなります。

表記 注意点
ビジター応援席 ホーム側グッズは避ける
ホーム応援席 相手側グッズは避ける
専用応援席 対象チームを確認する
見切り席 ルールは通常席と別確認
立ち見 場所移動に注意する

販売ページには小さな文字で応援行為やグッズ着用に関する注意事項が書かれていることがあり、ここを読み飛ばすと当日に困ることがあります。

特にポストシーズン、交流戦、地方球場開催、人気カードでは通常と異なる運用になる可能性があるため、過去の経験ではなく当日の試合の販売情報を確認しましょう。

チケットを譲り受けた場合も、席種名がわからないまま入場するのではなく、発券画面や電子チケットの詳細を見せてもらい、応援エリアの指定がないか確認することが重要です。

公式サイトを優先する

応援グッズの可否を調べるときは、個人ブログやSNSの体験談だけでなく、球団や球場の公式サイトを優先して確認しましょう。

体験談は雰囲気を知るうえで役立ちますが、ルールは年ごとに変わることがあり、同じ球場でも席種の名称やエリア分けが変更される場合があります。

公式情報では、応援エリア、禁止行為、グッズの持ち込み、着用、使用、通路での観戦、係員の指示、退場の可能性などがまとめられていることがあります。

  • 球団公式サイトを見る
  • 球場公式サイトを見る
  • 販売ページの注意書きを読む
  • 当日の座席図を確認する
  • 不明点は問い合わせる

参考にするなら、NPBの試合観戦契約約款、各球団の観戦ルール、球場の来場案内、チケット販売ページの注意事項を組み合わせて見ると判断しやすくなります。

公式ページを読むときは、持ち込み可という表現だけで安心せず、着用可、使用可、応援可まで認められているかを分けて確認することが大切です。

同行者の応援チームをそろえる

友人、恋人、家族、会社の同僚と観戦する場合は、誰がどのチームを応援するのかを購入前に確認しておきましょう。

片方がホームファンで片方がビジターファンの場合、ビジター専用席やホーム応援専用席を選ぶと、どちらかがグッズを出せなくなる可能性があります。

この場合は、応援専用席ではなく、内野指定席やバックネット裏に近い席など、両チームのファンが比較的混在しやすいエリアを選ぶと観戦しやすくなります。

ただし、混在席でも応援合戦をする場所ではないため、互いの得点時に過度に騒いだり、周囲のファンをからかったりするような行動は避ける必要があります。

観戦前に、ユニフォームを着るか、タオルを出すか、得点時にどの程度喜ぶかを軽く話し合っておくと、当日の気まずさや周囲への迷惑を減らせます。

当日にトラブルを避ける行動

事前にルールを確認していても、当日の球場では想定外のことが起こることがあります。

席に着いてから周囲の雰囲気に気づいたり、チケットを見直して応援専用席だったとわかったり、配布物を受け取って扱いに迷ったりすることもあります。

ここでは、ビジター席でホーム側応援グッズを持っている場合に、当日どのように行動すればトラブルを避けやすいかを具体的に整理します。

入場前にグッズを整理する

球場へ入る前に、バッグの中身と身に着けているグッズを一度確認しておくと、席に着いてから慌てずに済みます。

ビジター席に入る予定なら、ホーム側ユニフォームを脱ぐ、タオルをしまう、帽子を替える、メガホンやフラッグを袋に入れるなど、周囲から見えない状態にしておきましょう。

入場前の確認 対応
ユニフォーム 脱ぐか上着で隠す
タオル バッグにしまう
帽子 必要なら外す
配布物 袋のまま保管する
音出しグッズ 使用しない前提にする

入場ゲートやコンコースではさまざまなファンが行き交うため、グッズを出しているだけで直ちに問題になるとは限りませんが、応援エリアへ入る前に整理しておくことが大切です。

特にビジター席の入口付近では、周囲が同じチームのファンで固まりやすいため、ホーム側グッズを目立たせたまま移動すると誤解を招く可能性があります。

子どもがホーム側グッズを持っている場合も、なぜしまう必要があるのかを事前に説明しておくと、席で急に注意されたときに嫌な思いをしにくくなります。

注意されたらすぐ対応する

係員や周囲の観客からホーム側グッズについて注意された場合は、まず落ち着いてすぐに対応することが重要です。

自分では問題ないと思っていても、席種のルールや周囲の受け止め方によっては不適切と判断される場合があります。

その場で言い返したり、他にも使っている人がいると主張したりすると、問題が大きくなり、試合を楽しむどころではなくなってしまいます。

  • すぐにしまう
  • 声量を落とす
  • 係員の案内を聞く
  • 席種を確認する
  • 同行者にも共有する

注意を受けた時点で素直に対応すれば、多くの場合は大きなトラブルにならずに済みます。

もし自分の席で本当に使用してよいか判断が分かれる場合は、周囲と直接言い合うのではなく、係員に確認してもらうことで冷静に解決しやすくなります。

相手ファンを刺激しない

プロ野球観戦では、応援するチームが違っても同じ試合を楽しむ観客同士であることを忘れないことが大切です。

ビジター席でホーム側グッズを出さないというルール面の配慮に加えて、相手ファンを煽るような言動を避けることも重要なマナーです。

相手チームのミスを大げさに笑う、近くのファンへ向けてタオルを見せる、得点時に相手側へ振り返って喜ぶ、選手やファンを侮辱する言葉を発するなどの行為は、グッズ以前に迷惑行為と受け取られます。

NPBの試合観戦契約約款でも、他の観客や関係者へ迷惑を及ぼす行為は問題となるため、応援の熱量が高まる場面ほど自分の行動を抑える意識が必要です。

応援はチームへの愛情を示すものですが、相手を不快にさせることが目的ではないため、勝っているときほど控えめに、負けているときほど感情的になりすぎない姿勢が求められます。

初心者と遠征ファンが安心する準備

プロ野球観戦に慣れていない人や、初めて遠征するファンは、球場ごとの空気感や席の分かれ方がわからず不安になりやすいものです。

ビジター席でホーム側応援グッズを使ってよいかという悩みも、事前準備を少し丁寧にするだけでかなり減らせます。

ここでは、初心者、遠征ファン、家族連れや複数人観戦の人が、当日に迷わず楽しむための準備を紹介します。

初観戦は混在席を選ぶ

初めてプロ野球を観戦する人は、いきなり熱量の高い外野応援席を選ぶよりも、内野指定席やバックネット裏に近い混在席を選ぶほうが安心です。

混在席では、応援専用席ほど応援の型に合わせる必要が少なく、試合展開、守備位置、球場グルメ、演出などを落ち着いて楽しみやすくなります。

観戦スタイル 向いている席
初めて見る 内野指定席
静かに見たい バックネット裏
声を出したい 応援席
両チームで行く 混在しやすい席
子連れで行く 移動しやすい席

ホーム側グッズを着たい人とビジター側グッズを着たい人が一緒に行く場合も、応援専用席を避けたほうが全員が気まずくなりにくいです。

ただし、混在席でも周囲の観戦スタイルを尊重する必要があり、外野応援席と同じように大きな声で応援歌を歌ったり、タオルを何度も掲げたりするのは控えたほうがよいでしょう。

まずは試合を見る席を選び、応援の楽しさを知ってから次回以降に応援席へ挑戦すると、ルールや雰囲気に無理なく慣れていけます。

遠征先は球場差を調べる

遠征観戦では、普段通っている本拠地球場の感覚をそのまま持ち込まないことが大切です。

同じプロ野球でも、ホームベンチが一塁側か三塁側か、ビジター応援席の範囲、立ち応援の可否、通路の運用、応援グッズのサイズ制限、配布物の扱いなどは球場によって違います。

特に地方開催や交流戦では、普段と違う座席運用になることがあり、どちらのファンがどのエリアに多いかも通常の本拠地開催と変わる場合があります。

  • 座席図を保存する
  • 応援ルールを読む
  • 販売ページを再確認する
  • 配布物の有無を見る
  • 係員の導線を確認する

遠征先では荷物も多くなりがちなので、不要なホーム側グッズを持ち込まず、必要なものだけに絞ると現地での判断が楽になります。

不安がある場合は、グッズを現地で出す前提ではなく、記念撮影用と割り切ってバッグに入れておき、応援席では当日の席に合った行動を優先しましょう。

公式リンクを保存しておく

観戦当日に判断に迷ったときは、公式ルールのページをすぐ開けるようにしておくと安心です。

検索結果から毎回探すと時間がかかり、電波が混み合う球場内ではページが開きにくいこともあるため、事前にスクリーンショットやブックマークで保存しておくと役立ちます。

確認先としては、NPBの試合観戦契約約款、観戦する球団の公式観戦ルール、球場公式サイトの来場案内、チケット販売ページの注意事項が基本になります。

東京ドームの巨人主催試合、阪神甲子園球場、エスコンフィールド北海道、京セラドーム大阪、横浜スタジアム、明治神宮野球場、ZOZOマリンスタジアムなどは、応援エリアやグッズ使用に関する公式案内を用意しているため、観戦前に該当ページを確認しましょう。

公式リンクを保存しておく目的は、周囲と議論するためではなく、自分が迷わず正しい行動を選ぶためです。

当日は球場係員の案内が優先される場面もあるため、公式ページで確認した内容と現地案内に違いがあるように感じた場合は、係員の指示に従うのが安全です。

気持ちよく観戦するために大切なこと

まとめ
まとめ

プロ野球のビジター席でホーム側の応援グッズを使えるか迷ったときは、まずその席が誰を応援するための場所なのかを確認することが出発点になります。

ビジター専用席やビジター応援エリアでは、ホーム側のユニフォーム、タオル、メガホン、フラッグなどを使わず、配布物も持っているだけにとどめて試合中はしまっておくのが基本です。

内野席やバックネット裏のような混在しやすい席では、席種名や公式ルールを確認したうえで、立ち上がり応援や大きなグッズの掲出を避け、周囲の観戦スタイルを尊重することが求められます。

チケット購入前には、座席図、販売ページ、球団公式サイト、球場公式サイトを確認し、同行者の応援チームが分かれる場合は応援専用席ではなく混在席を選ぶと安心です。

応援マナーは堅苦しい決まりではなく、ホームファンもビジターファンも同じ試合を安全に楽しむための共通ルールなので、迷ったらグッズをしまう、係員に確認する、相手ファンを刺激しないという三つを意識して観戦しましょう。

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