2026年3月、世界中が熱狂する「WBC 2026(ワールド・ベースボール・クラシック)」が再び東京ドームにやってきます。侍ジャパンの勇姿を間近で見られる貴重な機会に、今からワクワクしているファンの方も多いのではないでしょうか。
しかし、国際大会であるWBCは、通常のプロ野球公式戦よりも手荷物検査やセキュリティが厳しくなる傾向があります。当日、入場ゲートで「これは持ち込めません」と言われて慌てないために、事前の確認が不可欠です。
本記事では、WBC 2026 東京ドームの持ち込み禁止アイテムを中心に、スムーズに入場するためのポイントをやさしく解説します。ルールを守って、全力で代表チームを応援しましょう。
WBC 2026 東京ドームの持ち込み禁止アイテムと手荷物ルール

東京ドームで開催されるWBC 2026では、観客の安全を守るために厳しい持ち込み制限が設けられています。まずは、ゲートで没収や破棄の対象となってしまう代表的なアイテムを確認しておきましょう。
缶・ビン・1,000mlを超えるペットボトル
東京ドームの基本的なルールとして、ビンや缶の持ち込みは全面的に禁止されています。これは、投げ込みによる事故防止や、テロ対策などの安全面を考慮した措置です。
以前はゲート付近で「紙コップへの移し替えサービス」が行われていた時期もありましたが、現在は衛生面や混雑緩和の観点から、飲み物の移し替えサービスは実施されていません。缶コーヒーや栄養ドリンクなども対象外ではありませんので注意してください。
ペットボトルについては、1,000ml(1リットル)以下のサイズであれば持ち込みが可能となっています。ただし、中身がアルコールである場合はサイズを問わず禁止されます。また、飲みかけのペットボトルでも検査の対象となるため、準備は万全にしておきましょう。
水分補給は観戦において大切ですが、大きなボトルは座席での置き場所にも困ります。周囲の方の迷惑にならないよう、500ml程度の持ち運びやすいサイズを数本用意するのがスマートな観戦スタイルと言えるでしょう。
アルコール飲料の持ち込みは全面的に禁止
WBCの試合において、アルコール飲料の持ち込みは容器の形を問わず禁止されています。ペットボトルや水筒に自分でお酒を詰めて持ち込むことも認められていません。
手荷物検査では液体チェックが行われることもあり、不正な持ち込みが判明した場合はその場で処分を求められます。せっかく用意したお気に入りのお酒を無駄にしないよう、持ち込みは控えましょう。
「野球観戦といえばビール」という方も多いはずですが、お酒を楽しみたい場合はドーム内の売店や客席を回る販売員から購入することになります。場内で販売されているドリンクは、ドームの公式ルールに基づいた容器で提供されるため安心です。
また、過度に泥酔していると判断された場合は、入場を断られたり退場を命じられたりすることもあります。国際大会という特別な舞台だからこそ、節度を守って楽しく応援することが、ファンとしてのマナーといえます。
凍らせたペットボトルや保冷剤の注意点
意外と盲点なのが、凍らせたペットボトルの持ち込み禁止というルールです。夏場に限らず、冷たさを維持するために凍らせて持っていきたいという要望は多いですが、東京ドームでは禁止されています。
凍ったボトルは中身が溶けるまで時間がかかるだけでなく、万が一グラウンドに投げ込まれた際に「固形物」として大きな怪我につながる危険性があるためです。保冷剤についても、同様の理由で過度な持ち込みは制限される場合があります。
また、クーラーボックスについても注意が必要です。ハードタイプのクーラーボックスは、座席の下に収まらないサイズであることが多く、避難経路の確保を妨げるため持ち込みが禁止されています。
飲み物を冷たく保ちたい場合は、規定サイズ内のソフトクーラーバッグを活用するか、場内で氷入りのドリンクを購入することをおすすめします。ルールに則った範囲で、いかに快適な環境を作るかが観戦上手のポイントです。
手荷物検査をスムーズに突破するための事前準備

WBCのような注目度の高い試合では、入場ゲートに数万人が集中します。手荷物検査での足止めは、自分だけでなく後列の方々にも影響を与えてしまいます。スムーズに通過するためのコツをまとめました。
バッグのサイズ制限とキャリーケースの預け先
東京ドームの座席スペースは限られているため、座席の下に収まらない大きな荷物の持ち込みは制限されています。具体的には、縦45cm×横50.5cm×高さ77.3cmを超えるバッグは入場を断られる可能性があります。
特に遠方から遠征してくるファンの方は、大きなキャリーケースを持っていることが多いでしょう。しかし、ドーム内にはキャリーケースを持ち込むことはできません。入場前に必ずコインロッカーへ預けるようにしてください。
東京ドームシティ内や周辺の駅(水道橋、後楽園、春日)には多数のロッカーがありますが、大会当日は早い段階で埋まってしまいます。なるべく宿泊先のホテルに預けるか、早めに現地の空き状況を確認しておくことが大切です。
また、ベビーカーについては客席エリアへの持ち込みができません。入場ゲートでスタッフが預かってくれる専用のスペースがありますので、そちらを利用するように案内されるはずです。事前に荷物を最小限にまとめておくと安心ですね。
応援ボードやフラッグの持ち込み可能サイズ
侍ジャパンを応援するための自作ボードやフラッグも、サイズにルールがあります。東京ドームでは一般的に「50cm四方(50cm×50cm)」以内が持ち込み可能な目安とされています。
このサイズを超える大きな幕やボードは、後方の座席に座っている方の視界を遮ってしまうため、使用が禁止されています。また、応援用具の素材についても、木製や金属製などの硬い棒が付いているものは危険物とみなされる場合があります。
フラッグの柄(持ち手)は、伸縮式であっても最長時で規定内に収まるものを選びましょう。また、メッセージの内容についても、政治的・宗教的な主張や、対戦相手を誹謗中傷するような表現は厳禁です。
国際大会であるWBCは、世界中のメディアに映し出される舞台です。日本のファンとしての品格を保ち、選手たちの背中を後押しするような素敵な応援グッズを用意して、会場を盛り上げたいものですね。
ゲート付近の混雑と検査の流れ
入場口では「検温」「金属探知機によるボディチェック」「手荷物の中身確認」が行われます。WBCのような大規模イベントでは、セキュリティレベルが最高レベルに引き上げられるため、通常より時間がかかります。
検査を受ける際は、あらかじめバッグの口を開けておき、スタッフが中身をすぐに確認できるように協力しましょう。スマートフォンの画面で電子チケットを表示させておく必要もあるため、両手がふさがらないように整理しておくのがコツです。
また、ポケットの中に鍵やコイン、スマートフォンが入っていると金属探知機が反応してしまいます。検査直前にこれらの小物をバッグの中に入れておくか、用意されているトレイに移すとスムーズに通過できます。
試合開始直前はゲートが非常に混雑し、入場までに1時間以上かかることも珍しくありません。プレイボールの瞬間に間に合わないという悲劇を避けるためにも、開場時間に合わせて余裕を持って到着することをおすすめします。
東京ドーム場内で必要なキャッシュレス決済の準備

現在の東京ドームは、完全な「キャッシュレススタジアム」へと進化しています。WBC 2026の観戦においても、場内での買い物に現金は一切使えないことを覚えておきましょう。
現金は使えない!利用可能な支払い方法一覧
東京ドーム場内の売店、グッズショップ、そして客席で飲料を販売する「売り子」さんへの支払いも、すべて完全キャッシュレス化されています。千円札や小銭を持っていても、お弁当一つ買うことはできません。
【利用可能な主な決済手段】
・クレジットカード(Visa, Mastercard, JCB, AMEXなど)
・電子マネー(Suica, PASMOなどの交通系IC, iD, QUICPay, nanaco, WAON)
・コード決済(PayPay, 楽天ペイ, d払い, au PAY, LINE Payなど)
これらの中でも、特に普及しているPayPayや交通系ICカードは多くの店舗でスムーズに利用できます。普段、現金派の方であっても、この日ばかりはキャッシュレス手段を準備しておかなければ、喉が渇いても飲み物を買うことすら困難になります。
一部、外周のチケット売り場などでは現金が使える場合もありますが、ドームに一歩足を踏み入れたら「現金は無用の長物」になると考えて間違いありません。複数の決済手段を持っておくと、万が一の通信エラー時にも対応できて安心です。
電子マネーのチャージはドーム到着前に済ませる
交通系ICカード(SuicaやPASMOなど)や、プリペイド型の電子マネーを利用する場合、残高チャージは必ずドームに到着する前に済ませておきましょう。場内の混雑は予想をはるかに超えるものです。
ドーム内にもチャージ機は設置されていますが、数が限られており、常に長蛇の列ができています。また、ドーム周辺のコンビニのATMや駅の券売機も、試合前は非常に混み合います。
特にWBCのような国際大会では、海外からの観客も多いため、通信環境が不安定になったりチャージ機が故障したりといったトラブルも想定されます。あらかじめ1万円程度をチャージしておけば、1日の飲食やグッズ購入には十分でしょう。
もし可能であれば、オートチャージ設定にしているクレジットカードと紐付けた決済アプリを利用するのが最も効率的です。応援に集中するためにも、支払いの手間を最小限に抑える準備をしておきたいですね。
キャッシュレス初心者のためのサポートデスク活用
「どうしてもキャッシュレスが苦手」「スマホの操作がよくわからない」という方のために、東京ドーム内には「DXサポートデスク」が設置されています。ここでは、決済に関する困りごとをスタッフが助けてくれます。
また、現金しか持っていない方のために、その場で現金でチャージ可能なプリペイドカードを販売している場合もあります。ただし、これらを利用するのにも並ぶ必要があるため、やはり事前準備に越したことはありません。
家族や友人と一緒に観戦する場合は、代表者がまとめて支払うという方法もありますが、別行動をすることもあるでしょう。お子様を連れて行く場合は、あらかじめチャージ済みの交通系ICカードを持たせておくなどの対策が有効です。
最新のテクノロジーを導入した東京ドームでの観戦は、慣れてしまえば会計が非常にスピーディーで快適です。お釣りを受け取る手間もなく、試合の決定的な瞬間を逃さずに済むというメリットをぜひ体感してみてください。
撮影機材や応援グッズに関する制限事項

感動の瞬間を写真に残したい、華やかな応援で選手を勇気づけたい。そんなファンの願いを叶えるためにも、撮影や応援用具に関する細かい禁止ルールを理解しておく必要があります。
三脚・自撮り棒・大型レンズカメラの取り扱い
写真撮影自体は禁止されていませんが、機材には厳しい制限があります。まず、三脚や一脚、自撮り棒(セルフィースティック)の持ち込みは禁止されています。これらは通路を塞いだり、他のお客様の観戦を妨げたりするためです。
カメラのレンズについても注意が必要です。東京ドームでは、座席の範囲からはみ出すような「超望遠レンズ」の使用は、周囲の迷惑となるため制限されることがあります。基本的には、手持ちで撮影できるサイズの機材にとどめましょう。
また、フラッシュ撮影は厳禁です。ピッチャーやバッターの視界を眩惑させ、プレイの妨げになるだけでなく、大怪我を誘発する恐れがあるためです。カメラの設定をあらかじめ「フラッシュなし」に固定しておくことがマナーです。
最近のスマートフォンは高性能ですので、動画撮影を楽しむ方も多いですが、三脚なしで手持ち撮影する場合でも、高く掲げすぎないよう配慮しましょう。あなたの掲げたスマホが、後ろの席の子供の視界を完全に遮っているかもしれません。
他の観客の迷惑になる光り物や音の出る道具
プロ野球の応援では「光り物(ペンライト等)」が使われることもありますが、WBCの規定や試合状況によっては制限される場合があります。特に、レーザーポインターなどの強い光を発する機器は、競技妨害として厳しく禁じられています。
また、音の出る道具についてもルールがあります。トランペットや太鼓などを使用した本格的な応援は、主催者が許可した公認の応援団のみが認められています。一般の観客がホーンや笛(ホイッスル)を吹き鳴らすことは禁止です。
エアーホーンやカウベルといった騒音を発生させる装置は、場内への持ち込み自体ができません。球場の一体感を作るのは、あくまでファンの「声援」と「拍手」です。ルール違反の道具を使わなくても、私たちの熱意は選手に届きます。
SNS投稿用動画の撮影ルールと肖像権
WBCの試合映像や音声には、厳格な権利関係が存在します。個人的な記念として写真を撮るのは問題ありませんが、試合の様子を長時間動画で撮影し、リアルタイムで配信したりSNSにアップロードしたりする行為は制限されています。
特に営利目的での利用や、プレイの一部始終を延々と公開する行為は、権利侵害とみなされる可能性があります。短時間の雰囲気動画を投稿する場合でも、周囲の他のお客様の顔がはっきりと写り込まないよう加工するなどの配慮が必要です。
東京ドーム側も、観客席の様子を公式ビジョンやメディアで使用することがあるため、入場時に「肖像権の利用」に同意したものとみなされるのが一般的です。自分自身のプライバシーを守るためにも、不要なトラブルを避けたいですね。
「スマホ越し」に試合を見るのではなく、自分の目と心に焼き付ける。そんな意識で観戦に臨むと、WBCならではの極限の緊張感と感動をより深く味わうことができるはずです。
子連れやグループ観戦で役立つドーム利用のコツ

家族全員で、あるいは友人と大人数でWBCを観戦する場合、特有の悩みが出てくるものです。子供連れの方でも安心して楽しめるよう、ドームの設備や再入場制度をフル活用しましょう。
ベビーカーの預かりサービスと観戦エリア
小さなお子様連れで東京ドームを訪れる際、ベビーカーは必須アイテムですが、残念ながらベビーカーを客席内に持ち込むことはできません。階段や通路が多く、緊急時の避難の妨げになるためです。
各入場ゲートにはベビーカー専用の預かり所が用意されています。そこで番号札を受け取り、ベビーカーを預けてから座席へ向かう流れになります。抱っこ紐を忘れずに持参しておくと、場内での移動がぐっと楽になります。
また、ドーム内には授乳室やおむつ替えシートを完備した多目的トイレも設置されています。WBCの試合時間は長くなることが多いため、休憩場所やトイレの配置を入場時にあらかじめ確認しておくと、いざという時に焦らずに済みます。
子供たちが長時間じっとしているのが難しい場合は、コンコース(通路エリア)を少し歩かせるなどの気分転換も必要です。ただし、試合中はコンコースも非常に混雑するため、お子様の手を離さないよう細心の注意を払ってください。
再入場の手順と一時外出時の注意点
「ドームの外にある飲食店で食べたい」「忘れ物をした」といった場合、東京ドームでは再入場が可能です。再入場ができることで、観戦の自由度が大きく広がります。
一時外出を希望する際は、必ず専用の「再入場口」を通るようにしてください。出口でスタッフに申し出ると、チケットの半券(または電子画面)の確認と合わせて、手に特殊なスタンプを押されるか、再入場券が渡されます。
戻ってくる際も、再度手荷物検査を受ける必要があります。外でビンや缶の飲み物を買って戻ろうとしても、再入場時の検査で没収されてしまうため注意しましょう。また、再入場ができる時間は試合の終盤(通常は7回裏終了まで)に限られています。
東京ドーム周辺には「東京ドームシティ」という商業施設が広がっています。試合の合間に少し外の空気を吸いに行ったり、お土産を買いに行ったりするのも一つの楽しみ方です。ただし、戻りのゲートが混雑して試合の再開を見逃さないよう、時間配分には気をつけてください。
場内の飲食持ち込み(食べ物)の考え方
飲み物には厳しい制限がありますが、食べ物の持ち込みについては比較的寛容です。おにぎりやサンドイッチ、お弁当などを外で購入して持ち込むことは、基本的に禁止されていません。
ただし、「著しい悪臭を放つもの」は持ち込み禁止です。また、座席は隣の方と密着しているため、あまりに大きな容器や、こぼれやすい食べ物は避けるのがマナーです。基本的にはドーム内の売店で購入するのが一番便利で安心です。
東京ドームには、選手とコラボした「選手弁当」や、ここでしか食べられない限定グルメが数多く揃っています。WBC期間中には、対戦国にちなんだスペシャルメニューが登場することもあり、これらを楽しむのも野球観戦の醍醐味の一つです。
【注意!】WBCの主催者判断により、大会独自の「飲食物持ち込み全面禁止」という特別ルールが急遽適用される可能性もゼロではありません。開催直前に必ずWBC公式サイトの最新アナウンスをチェックするようにしてください。
もし持ち込みが可能であっても、ゴミの分別や持ち帰りの徹底はファンとしての最低限のルールです。美しいスタジアムで、世界最高峰のプレイを気持ちよく観戦したいですね。
WBC 2026 東京ドームの持ち込み禁止ルールまとめ
WBC 2026の東京ドーム観戦に向けて、持ち込み禁止アイテムや場内のルールを整理してきましたが、いかがでしたでしょうか。最後に、特に重要なポイントを振り返っておきましょう。
まず、ビン、缶、アルコール飲料の持ち込みは例外なく禁止されています。ペットボトルは1,000ml以下の未凍結のものなら基本的にはOKですが、移し替えサービスがないため、缶やビンの飲み物はゲートで諦めることになります。
次に、ドーム内は完全キャッシュレスです。現金しか持っていないと、お弁当や飲み物を買うことができません。クレジットカードやPayPay、交通系ICカードなど、自分が使い慣れた決済手段を必ず準備し、残高不足にならないよう事前にチャージしておきましょう。
さらに、大きな荷物や機材も制限の対象です。スーツケースは駅のロッカーへ預け、カメラの三脚や自撮り棒の使用は控えましょう。応援ボードも規定サイズを守り、周囲の観客への配慮を忘れないことが、最高に楽しい応援体験への近道です。
WBCという国際的な祭典を成功させるのは、グラウンドの選手たちだけでなく、スタンドで見守る私たちファンの行動でもあります。ルールを正しく守って、2026年の東京ドームで、侍ジャパンの歴史的な瞬間を共に分かち合いましょう。


